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ゲキシネ「朧の森に棲む鬼」初日 [映画]

行って来ました、ゲキシネ「朧の森に棲む鬼」の初日舞台挨拶付!
今年の1月、2月とあれほど熱くなった舞台の映像化です。
試写会は平日で行けなかったので、まさに初めて拝見する映像の世界。
本当に楽しみでした♪

舞台を拝見した作品を映像で観たのは、2003年の「阿修羅城の瞳」が最初でしたが、ゲキシネは「髑髏城の七人」でした。
DVDやゲキシネはやっぱりナマの舞台には敵わないものの、やっぱり映像ならではの違った楽しみがありますね。
特に今回は始まる前の映像なんて、まるでホラー映画が始まるかのような造りとなっていて思わずドキドキしちゃいました。
カメラワークは皆さんも仰っていたように、もう少し「引き」の映像も欲しかったようには思いましたが(特に殺陣のシーン)、それを差し引いても余りある美しい映像が見られました。
特に水しぶきなどは綺麗に映ってたなぁ~。
映像となってもやっぱりタイトルバックの映像にはワクワクしたし、ラストではウルウルしてしまいました。
何度も観ているのに、どうして泣けるんでしょうねぇ~。
不思議だ…

染ちゃんは終演後10分くらいのインターバル後に登場。
その間に入場時に渡されたオボロのお面(?)を皆で付けているようにと司会者の方から言われ、染ちゃんの入場と同時に全員で装着!(笑)。
染ちゃんには内緒だったとの話だけど、あんまり驚いていなかったような(笑)…
聞いていたんじゃないのかなぁ(爆)。
そーいえばこのお面、あんまりオボロには見えなくて(失礼)じゅんさんは「ナイトメアみたい」なんて言ってたような…



今日の染ちゃんのいでたちは本人曰く「写真屋さんです…」とのことで、黒いジャケットに白いシャツ、蝶ネクタイにベスト、そしてダブダブのパンツを茶色のショートブーツの中にインしていました。
ハンチングを被っていて、それを指さしながら「青山(キャバレー)に出ている人みたいかなぁーと…」と…(笑)。
コンセプトは「自分でも何をやりたいのかわからない」(笑)。
「新感線の記者会見ではいつも何だか義務感のように着物を作ったり、服を考えてきたけれど、今日はもうなにがなんだか分からないです~。」と言ってました。
確かに意味わかんないし~。ははは。
でも時間はかけていたようです。
メイクはそうとうバッチリとしていましたね。
目張りも入ってて、キレイでした~。
でもメイクと服のバランスは…
やっぱり意味わかんないです(笑)。
で、じゅんさんが登場~。
黒いジャージ(アクションクラブのもの)の上下を着ていて、時計を気にしながら(笑)花束持って出て来ました。
染ちゃんに花束渡しながら、「稽古で忙しい…」と何度も(爆)。
「何度も言いますけど、僕は出ていません」
会場は爆笑~。
花束持った染ちゃんと、じゅんさんが2ショットでプレスでの撮影会。
「なんだか分かりませんね」と言いつつも楽しそうな二人。
染ちゃんがじゅんさんを「師匠」と呼ぶきっかけとなった話などもして、じゅんさんは照れくさそうに「まぁ、あだ名みたいなもんです」と。
その後、前もって貰っていた質問から染ちゃんに「舞台を演っていてオレってカッコいい~と思っていたところと、実際に映像を見てオレってカッコいい~と思ったところは違うでしょうか?!」との問いには、「舞台ではツナを痛めつけるところが気持ち良かった。一番最初に覚えました。映像では二幕の冒頭でのヤスマサとの殺陣のシーンのスポットのあたり方が意外だった。自分では分からなかったけど、影が印象的でカッコ良かった」と話してました。
次の質問では「新感線の役者さんでライバルだと思っている人は誰ですか?!」
「逆木さんです」
と、「朧~」での逆木さんのエピソードなどを…
それを聞いてじゅんさんも「あ、オレも逆木さんですね~」と、犬顔でのエピソードを話していました。
「朧~」の映像を見た印象を聞かれたじゅんさんは、「とても犬顔を作った人と同じ人が作っているとは思えませんでした…」と(笑)。
それと「染五郎さんはマサカズさんに通じるものがある。今後マサカズさんの路線を継承出来る人は染五郎さんしか居ないんじゃないかと思った」。
このマサカズさんって、田村正和ですよねぇぇぇ。
確かに舞台に立たせたら美しい姿はマサカズさんと一緒だ(笑)。
今後、新感線には出るつもりはあるのか、との問いにも染ちゃんは「髑髏城で一区切りを付けたつもりだったのだけれど、この朧の話を聞いて正直言って悩んだ。だけど出たということは…」と、今後も新感線作品に出るつもりがあるということを示唆してました。
「今度は学園モノがいいかなぁー」と…
じゅんさんは「おぽんちでいいの?!」(笑)。
そして、最後に会場全員が再びオボロの仮面を付けて、染ちゃんとじゅんさんとの記念撮影。
右を向いた時には、染ちゃんの手をじゅんさんが挙げてまるでウィナーのポーズのように…
左を向いた時にはじゅんさんの手を…
そして正面では、二人とも両手を挙げてました(笑)。
その後は会場が仮面を外しての撮影で、舞台挨拶は終了しました~。

国立劇場で舞台を終えた後なのに、化粧をし、衣装を考えて出て来る染ちゃんのプロ根性に脱帽。
やっぱり「こだわりの人」なんだなぁ~と思ったりして。

来年DVDの発売だそうだけど、「来年」って長いスパンだなぁ(爆)。


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コメント 8

えりこびっち

ぎょ!
このお面を観客全員が着けたんですか!
それってめっちゃ面白い~~~!!!
確かにナイトメアのジャックっぽいです!
でも、あんまりビックリしてなかったのですね[あせっ]
う~ん、残念!
染ちゃんなら吉本ばりにビックリしてくれそうなのに(笑)!
by えりこびっち (2007-10-07 01:29) 

あき

テンポの良いストーリー展開と魅力的な俳優さん満載で、こちらまで熱くなって観てしまいました!!なんだか今も興奮しています(^^;

夜の舞台挨拶の時、ライがシキブに毒を飲ませた後、シキブがキスを求めてくるけれど、毒を貰わないために、キスしないでその場を去ったというような話を染ちゃんがしていて、初めて観る私はそれはいつ出てくるのかな~なんて思っていましたが、いざそのシーンになったら、染ちゃんのしぐさというか、指先というか、表情がもうもうセクシーで、ちょちょちょちょっとー、今のシーンもう1回!!という感じでした!! 
んもー、ライ様ったら悪いオトコ!(笑)
阿部サダヲもいい味だしてました~。
お面は、かわいいオボロちゃんでしたね!(^O^)
by あき (2007-10-07 03:12) 

愛染かつら

えりこびっち様
わははは、面白いでしょ?!
これを全員が顔の前に掲げたんです~(笑)。
もっとビックリするかなぁーと思ったんですけど、気づいていたのかも…

>染ちゃんなら吉本ばりにビックリしてくれそうなのに(笑)!
★お笑い好きでも素だと咄嗟のことに弱いからなぁ~。(爆)
by 愛染かつら (2007-10-07 23:22) 

愛染かつら

あき様
楽しめたようで良かったです~。
私なんて何度も観てたのに、昨夜は興奮気味でしたよ~(笑)。

>ライがシキブに毒を飲ませた後、シキブがキスを求めてくるけれど、毒を貰わないために、キスしないでその場を去ったというような話を染ちゃんがしていて
★おおっ、そんな話をしていたのですかー。
そうそう、あのシーンってそういう意味合いなんですよねぇ。
なので更にあそこはワルさがアップです(笑)。

>いざそのシーンになったら、染ちゃんのしぐさというか、指先というか、表情がもうもうセクシーで、ちょちょちょちょっとー、今のシーンもう1回!!という感じでした!! 
★ねぇぇぇ、あのシーン、素敵ですよねぇぇぇーーー。
私もあそこ、大好きなんですよー。
あんな風にされたら騙されてもいいっ!って思ってしまいます、ははは。←バカ
ここもDVDになったあかつきには、きっと繰り返し見るシーンですね~。

>阿部サダヲもいい味だしてました~。
★サダヲくん、可愛かったですよねぇ。
初めて観た時には、本当に殺されてしまったと思って泣きました(笑)。
by 愛染かつら (2007-10-07 23:30) 

maki

「キャバレー」を観に行ったら、チラシに「朧」のゲキシネのチラシが入っていたので、これは、絶対に愛染さんが観に行っているはず!と思って遊びに来たら、やっぱり行っていたので、ひとりでウケていました。
昨日のキャバレーも朧を観に行った人たちと行ったので、みんなでチラシを観つつ、行っちゃおうか〜、どうする?なんて話していたんです。DVDまで待ってもいいかとも思いますが、やっぱり大きな画面で観たほうが気持ち良さそう(?)ですね〜
by maki (2007-10-18 10:08) 

愛染かつら

maki様
へへへ、思った通りでしょ?!私。(笑)
でもね、私もこの記事をmakiちゃんに見て貰いたくて、こっちにUPしたんですよ~。
最近はミクシイでばっかり記事書いてたから(笑)。
「朧~」映画館でやってるよっ!って知らせたくて、ははは。

バルトは音響も良いし、ぜひとも劇場で見ることをお勧めしまーす!
ものすごーーーーく良かったよぅぅぅーー。
ライ様のドアップがぁぁぁーーー。
by 愛染かつら (2007-10-18 15:33) 

めぐみ

愛染さん、こんばんは!

舞台レポの方も(皆さんのコメントも含め)、
全てじーっくり読ませていただきました!
マダレのサイン会も(笑)

どこにコメントしようか迷ったのですが
ここに書かせていただきますね。

いや~さすが愛染さん。
臨場感があって素晴らしいです!
私はゲキシネの方しか観てませんが、
ひとつひとつのシーンが蘇ってきました。

セリフ日替わりのところがあったなんて
やっぱり舞台も観たかったです…うう。
ゲキシネだけであれだけ面白いんだもの。
舞台だったらさらに楽しめたんでしょうねぇ。

ライが遺書を読むシーンでキンタがツナに殴られる後のやりとり、
キンタが「半笑いなんですけどぉ!」って言ってたの、あれアドリブですかね?
っぽいな~と思って観てたんですが。

染ちゃんのかっこよさもさることながら
阿部サダヲもよかったですね~面白くて(笑)
ふたりのやりとりが面白くって好きです。

私の友人も愛染さんと同じく眉なしライがかっこいー!と言ってましたよ。
私は将軍になる直前(だったかな~?)の赤と黒の衣装の染ちゃんが
かっこよくって好きです。個人的にあの衣装が素敵だな~と思って。

もうすぐこちらでは公開が終わってしまうので、
もしかしたら明日、最後にもう一度観に行くかもしれません。

三度目です(笑)

もうすっかりライ様、染ちゃんの虜です。
by めぐみ (2007-10-27 21:52) 

愛染かつら

めぐみ様
レスが遅くなってしまってゴメンなさい。

レポを読んで下さり、有難うございました~。
マダレのサイン会まで…(笑)

ゲキシネを見ていると、舞台の感想もすんなり読めますか~。

新感線の芝居は日替わりの部分がよくあるんです~。
それが見たくて行く人も多いかも(笑)。
でも舞台はゲキシネより高いし、「いのうえ歌舞伎」は人気が高いのでチケットも争奪戦なんですけどねぇ~。

ゲキシネと舞台の両方観たものとしては、おのおの違った良さがあると思いました。
ゲキシネにしかない役者のドアップなどはどきどきしますし(笑)、舞台では殺陣のカッコ良さが堪能できました。
今回は引きの映像が少なかったようなので、殺陣の部分では満足できませんでした。
これは舞台の方が格段に良かったです~。

>キンタが「半笑いなんですけどぉ!」って言ってたの、あれアドリブですかね?
★あれはアドリブです~。
その日の染ちゃんの様子を見て、キンタのサダヲが加えた台詞です~。

>阿部サダヲもよかったですね~面白くて(笑)
ふたりのやりとりが面白くって好きです。
★まるで兄弟のようでしたよね。
阿部サダヲはワンコのようでした(笑)。

>私の友人も愛染さんと同じく眉なしライがかっこいー!と言ってましたよ。
私は将軍になる直前(だったかな~?)の赤と黒の衣装の染ちゃんが
かっこよくって好きです。個人的にあの衣装が素敵だな~と思って。
★おおっ、めぐみちゃんは検非違使の時の衣装が好きなのですね。
私はあの牢屋のシーンの染ちゃんが一番好きです♪
拵えもメイクもそして台詞も大好き~。
DVDになったら何度も見ます、きっと(笑)。
DVDといえば来年の1月に発売が決まったそうで、今から楽しみ~♪

これから一緒に染ちゃんを応援していきませう~♪
by 愛染かつら (2007-10-30 03:37) 

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